インタプリタの使い方

1.インストーラにしたがってF#をインストールする

以前はインストール時のパスを覚えておく必要がありましたが インストール時にパスを指定する個所はなくなっているかもしれません

2.F#インタプリタがある場所のパスをシステムに設定する

 これは、OSに、F#インタプリタ(dotnetコマンド)がどこにあるかを教える作業です。  この作業はVisual Studio 2022のインストール後自動で設定されるようなので2022年インストール時点では不要です。  まずWindowsキー+rをおしてファイル名を指定して実行を呼び出しcmdと打ち込んでコマンドプロンプトを起動します。  その後、PATHとだけ打ってEnterキーをおすと現在パスが通っている場所が表示されます。  その中にC:\Program Files\dotnet\というパスが含まれていれば問題ありません。  もしパスに含まれていない場合以下の作業を行ってください。  Windows 10の場合で説明しますが、他でも大体同様だと思います。  まずシステムのプロパティを開きます。   ファイル名を指定して実行(Windowsキー+r)でsysdm.cplと打つなどすれば開けます。  システムのプロパティから次のようにたどります。  →詳細設定タブ  →環境変数(N)ボタン  →(下側にある)システム環境変数(S)  →(スクロールして)変数Pathをクリック  →(下側のほうの)編集(I)を押す  →変数値にセミコロンで値を区切って追加   こんな感じの入力がなされていると思いますので(※実際はもっと長い)    %SystemRoot%¥system32;%SystemRoot%   こんな感じに追加します    %SystemRoot%¥system32;%SystemRoot%;C:\Program Files\dotnet\  最後にOKボタンを押してウィンドウを閉じます。

3.コマンドプロンプトを起動

 ファイル名を指定して実行(Windowsキー+r)で  cmdと打てば起動します

4.dotnet fsiと打つとインタプリタが起動

 2022/05時点ではfsiの起動メッセージにはF#インタラクティブ バージョン F#6.0のための12.0.1.0と表示がなされていました。  ここで、単に1;;とだけ入力し次のように表示されれば  インタプリタが起動して動作していることが確認できます。  
インタプリタの起動
> 1;;
val it : int = 1
 表示結果の見方は後に説明します

5.終了する際は#quit;;と打つ

インタプリタの終了
> #quit;;